この記事で解決できるお悩み
- ホームページを作りたい。けど何から手をつければいいの?
- ホームページを作る方法を知りたい。
- できればお金はかけずに、ホームページを作りたい...。
- 私にぴったりなホームページの作成方法を知りたい...。
私はWebデザイナーを経て、今はWeb制作会社でディレクターとして、お客様のホームページ制作のお手伝いをしています。Web業界歴10年の私が、わかりやすく解説します。
ホームページを作ろうと思うと、専門用語も多くてわかりにくいですよね。
結論、ホームページを作る方法は大きくわけて3つです。
- Web制作会社に依頼する
- 専門知識を用いて自作する
- ホームページ作成サービスを使って自作する
どの方法がベストかは「作る目的」と「予算」によって変わります。
目的にもよりますが、ホームページは長期間にわたって活用することも多いですよね。のちのち後悔せずしないためにも、最初にホームページの作る方法が肝心。
この記事では、ホームページを作る方法について、わかりやすく解説します。ぜひこの記事を読んで、あなたに最適なホームページを作る第一歩にしてください。
Contents
ホームページを作る方法は大きく3つ
ホームページを作る方法は、大きく下記の3つに分類できます。
- Web制作会社に依頼する
- 専門知識を用いて自作する
- ホームページ作成サービスを使って自作する
それぞれの特徴などを表にまとめました。
(横スクロールで閲覧できます。)
難易度 | こういう方におすすめ | 制作費用 | 時間 | 注意点 | |
①Web制作会社に依頼する | 低い | ・デザインにはこだわりたい ・高機能なホームページを作りたい ・保守運用(管理)も任せたい | 数十万〜数〜数百万 (仕様や会社によって変わる) | 2、3ヶ月〜 (規模によっては年単位) | ・制作会社とのやり取りなどに手間がかかる ・契約よっては原稿や素材の準備が必要 ・制作会社のアタリハズレがある |
②専門知識を用いて自作する | 高い | ・Web制作スキルを学びたい ・自分で更新したい | 無料 (独学で学ぶ場合) (サーバ・ドメイン費用は別途) | 2、3ヶ月〜 | ・HTML / CSSなど専門知識が必要 ・サーバやドメインも用意が必要 ・更新やエラー対応も自己対応 |
③ホームページ作成サービスを 使って自作する | 低〜中 | ・費用は抑えたい ・とりあえずホームページがほしい ・トレンド感のあるデザインがいい ・自分で更新したい | 無料 or 有料 (数千円〜数万円) (使用するサービスによる) | 数週間〜 | ・柔軟性に欠ける ・本格的に集客をしたいときは不向き ・サービス自体が停止になるリスクがある |
それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
01. Web制作会社に依頼する
1つめは、Web制作会社に依頼して作ってもらう方法です。
高いクオリティのホームページを作れる
Web制作会社はホームページ制作のプロ。クオリティの高いホームページを作ることができます。
デザイン性の高いホームページが作れることはもちろん、掲載するコンテンツ整理やサイト設計までプロに任せることが可能。要望に応じて、更新機能など入った高機能なホームページも作成できます。
またホームページで本格的に集客をしたい場合も、プロに任せたほうが成果がでる可能性は高いですね。
どうしてもかかる費用が大きくなる
ただし、他に比べて費用が大きくはなります。
下記のような一般的なホームページの規模感で、安く見積もっても30万以上はかかります。
- トップページ
- 下層ページ(5ページ分)
- お問い合わせフォーム
Web制作会社によっても費用感は大きく変わります。この規模でも、50万以上の見積もりになるケースも珍しくありません。
数十ページ規模のホームページや、自分で更新ができる機能(更新管理システム)を導入する場合だと、数百万かかることも。
サーバ・ドメインの費用もかかる
サーバとドメイン(URL)を使う費用も継続的にかかります。
Web制作会社にホームページの管理もお願いする場合は、保守管理の月額(or 年額)費用も必要です。
プロに任せる安心感はある
費用がかかってしまうもの、やはりプロに任せる安心感はありますよね。
制作会社に依頼する「メリット」
- デザイン性の高いホームページを作れる
- 更新機能など、高機能なホームページを作れる
- ホームページの管理も依頼できる
- 力を入れて集客対策に取り組める
制作会社に依頼する「デメリット」
- 費用が大きい、お金がかかる。
- 多少は手間もかかる(制作会社とのやり取りや、原稿・素材の準備など)
- Web制作会社 選びがむずかしい(アタリ・ハズレがある)
02. 専門知識を用いて自作する
2つめは、専門知識を用いて自分で作る方法です。
学習意欲がある方にはおすすめ
「ホームページ制作について学びたい!」という方は、下記のような専門知識を用いて、自分でホームページを作ることもできます。
- HTML / CSS
- Javascript
- PHP
- WordPress(CMS:コンテンツ管理システム)
初心者の方にはハードルが高い
ただ学ぶのには、かなり時間はかかります。効率よく勉強できたとしても、初心者がゼロからホームページを構築するのは、数ヶ月はかかるでしょう。途中で挫折...なんてもことよくあります。学習意欲がないとなかなか難しいですね。
教えてくれる人が身近にいる場合は、効率的に作れるかもしれません。
逆に学習意欲がある方や、過去に少しやったことがある、という方はチャレンジしてみてもいいかと。
専門知識で自作する「メリット」
- Web制作に関する専門知識が身につく
- 自分で更新ができる
- 費用はそんなにかからない(独学の場合)
専門知識で自作する「デメリット」
- 学習コストが大きい
- 教えてくれる人がいない場合、行き詰まったときにすごい時間がかかる
- スクールを活用する場合は、費用がかかる
- サーバ・ドメインの用意・管理も、自分でする必要がなる
初心者の方には、WordPressはちょっと難しい
初心者の方に、「WordPress(ワードプレス)」でのホームページ制作をおすすめしているサイトをよく見かけます。
WordPress(ワードプレス)とは、 ホームページやブログの作成ができる更新管理システム(CMS)です。無料で使うことできるソフトウェアです。
WordPressを使うにはサーバ・ドメインの用意、も必要です。またWordPressのインストールや設定作業もあります。HTML / CSSといった専門知識を求められるシーンも。
検索すれば情報はいっぱい出てくるので、できないこともありません。ただ個人的には、「全くの初心者には難しいんじゃないかな...」と感じます。
またWordPressは、定期的にアップデートが必要。アップデートせずに古いバージョンを使っていると、攻撃されたり、最悪の場合はサイトが見れなくなります。アップデートはそこそこの頻度であるので、管理も大変です。
WordPressで作るのであれば、そこも頭に入れてチャレンジしましょう。
③ホームページ作成サービスを使って自作する
最後3つめは、ホームページ作成サービスを使って自作する方法です。
専門知識なしで、簡単にホームページを作れる
専門知識がまったくなくても、ホームページを簡単に作成できるサービス・ツールがあります。
ホームページ作成サービスの管理画面から、ドラック&ドロップなどの操作で、感覚的にホームページが作れます。
こういったサービスだと、ドメイン・サーバも用意をする必要もなく、手間も少ない。
またサービスによっては、無料でホームページを作ることができるプランもあります。(無料プランは、一部機能の制限や広告が表示されることが多いです)
【豆知識】ノーコードの将来性は高い
プログラミングなどの専門知識がほとんどなくても、ホームページやWebサービスできるサービスを「ノーコード」といいます。「ノーコード」は、近年問題とされているエンジニア不足を解消するための技術として注目されています。
今後も開発が進むと予想され、将来性が高いです。そのためホームページ作成サービスのような、「ノーコード」は今後もより充実していくでしょう。
トレンドのデザインを使える
ホームページ作成サービスでは、デザインのテンプレートが用意されています。
デザインもトレンド感のあるものが多く、おしゃれなホームページを作ることができます。Web制作会社でつくるようなデザインが、安く使えるのはかなりコスパがいいですね。
柔軟性に欠ける
用意されているテンプレートを組み合わせて作るので、思い通りにいかない場合も。完全にオリジナルでWeb制作会社に作ってもらうよりは、柔軟性に欠けるところあるでしょう。
また集客対策をしたい場合も、細かな設定ができないことがあります。集客が目的なら、ホームページ自作サービスでの自作は向いてません。
サービス自体が終了する可能性もある
使っているホームページ作成サービス自体がなくったときは、ホームページが消える可能性があります。滅多にないとは思いますが、この点はデメリットでしょう。
ホームページ作成サービスの「メリット」
- 費用が安く、無料で始めれるサービスもある
- 専門知識がほとんど必要ない
- サーバ・ドメインの準備も必要ない
- トレンド感のあるデザインを使える
ホームページ作成サービスの「デメリット」
- 柔軟性に欠ける
- 集客対策には不向き
- サービス終了で、ホームページが使えなくリスクがある
ホームページを自分で作るメリット・デメリットは、こちらの記事でもご紹介しています。
まとめ
「作る目的」と「予算」の2つの視点で検討する
「この3つからどうやって選べばいい?」
ホームページで何を実現したいのかの「作る目的」と「予算」の2つの視点で検討しましょう。
予算がある、デザイン性・高機能ならWeb制作会社へ
下記のような目的でホームページを作りたい方は、Web制作会社に依頼するのがオススメ。
- 予算がある程度確保できる
- デザインにこだわり、動きのあるホームページを作りたい(例:ブランディングサイトなど)
- 自分で更新できる機能をつけたい(例:ブログ、事例紹介など)
- 高機能なホームページを作りたい(例:会員機能、ECサイトなど)
- 更新作業は任せたい
- ホームページで本格的に集客したい
Web制作を学ぶ意欲があるなら、専門知識を用いて自作
下記のような状況の方は、専門知識を用いての自作がオススメ。
- HTML/CSSといった知識を身に着けたい
- または、そういった知識・経験がある方
- 近くでWeb制作について教えてくれる人がいる
- 自分で更新をしていきたい
- 時間はかかってもいいから、費用は抑えたい
※手間と時間が一番かかる方法なので、そこは要注意です。
費用を抑えて簡単に作りたいなら、ホームページ作成サービス
下記のような方は、ホームページ作成サービスがオススメ。
- 無料でつくりたい。費用はなるべく抑えたい。
- とりあえずホームページがほしい。
- 自分で作りたい。
- 特にホームページで集客対策は考えていない。
- 専門知識とか難しいことは、なるべく避けたい。
- テンプレートでもいいので、トレンド感のあるデザインがいい。
最初はホームページ作成サービスの無料プランで試してみて、有料プランやWeb制作会社などへの依頼も検討するとかもアリですね。
ホームページを作る方法3つをご紹介しました。
ホームページは長く活用することが多いですよね。のちのち後悔しないためにも、今のあなたの状況と目的を考慮して、あなたに最適なホームページ制作を!
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