ホームページを作る

ホームページは自分で作れる?超わかりやすく解説【3つの方法】

この記事で解決できるお悩み

  • ホームページを自分で作りたい。
  • ホームページの自作って、初心者の私でもできる…?
  • 自分でなるべく安く簡単に、ホームページを用意したい。
  • ホームページを自分で作る方法を知りたい。
いしりん

私はWebデザイナーを経て、今はWeb制作会社でディレクター兼プランナーとして、お客様のホームページ制作のお手伝いをしています。Web業界歴10年の私が、わかりやすく解説します。

結論、ホームページを作る方法は、下記の3パターンあります。

ホームページを自作する方法

  1. 専門知識を用いて、イチから作る
  2. ソフト(CMS)を利用して作る
  3. ホームページ作成サービスを活用して作る

この記事を読めば、あなたにぴったりなホームページを自作するベストな方法がわかります!では詳しく解説していきます。

ホームページを自分で作る方法

ホームページを自分で作る方法3つについて、簡単な図解を用意しました。

(表は横スクロールで閲覧できます。)

ホームページを自分で作る方法の比較表

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 専門知識を用いて、イチから作る

プログラミングしているPC画面

1つめは、「HTMLやCSS、Javascript」といった専門知識を用いて、プログラミングする方法です。もちろん、デザインも自分で用意する必要があります。

下記の流れで制作をします。

  1. サイト構成を検討(ページ数や掲載コンテンツなど)
  2. ワイヤーフレームを作成(サイトの設計図)
  3. デザインを制作
  4. コーディング実装(Webページ上で見れるように実装)
  5. システムの組み込み(更新機能やお問い合わせフォームもある場合)

イチから作るには、かなりの工程があります。ページ数やサイトの仕様にもよりますが、1ヶ月以上はかかります。初心者の方が勉強から始めるとなると、もっとかかりますね。

上記の工程には書かれていませんが、ホームページに必要なサーバ・ドメイン(URL)も自分で用意する必要があります。

難易度が高いが、自由度はある

専門知識を用いて、イチから作る方法は、難易度が高く一番時間のかかる方法です。ただその分、自分の作りたいものを作れる自由度はあります。

「Web制作について学びたい」「ある程度知識がある」という方にはオススメできる方法です。

オススメできる方

  • Web制作について学びたい
  • 専門知識がある
  • デザイン制作ができる

注意点

  • 難易度が高い
  • サーバ・ドメインも、自分で用意する必要がある
  • 初心者感あふれるサイトになる可能性がある
  • 不具合など発生したときも、自分で対応する必要がある

2. ソフト(CMS)を利用して作る

WordPressの管理画面を操作する女性

2つめは、ホームページやブログの作成ができるソフトウェア(CMS)を利用して作る方法です。

CMSとは

CMSとは「Contents Management System」の略。コンテンツ管理システムといいます。

ホームページの「テキストや画像、デザイン」などのコンテンツを一元的に保存、管理するシステムです。つまりは、専門知識がない方でも、手間を減らしてホームページ作成・更新などができるソフトです。

CMSといえばWordPressが一番有名で、よく使われています。

世界すべてのWebサイトの43.1%、CMSの63.7%がWordPressを使っています。
WordPressは無料でインストールできます。

WordPressを利用するときは、下記の流れで制作します。

  1. サーバ・ドメインの用意
  2. 用意したサーバへ、WordPressインストール
  3. WordPressの初期設定
  4. デザインテンプレート(テーマ)を使用してサイト作成

初期構築のハードルは少し高め

初心者の方には、初期構築のハードルが少し高いです。

1つめの制作方法と同じく、サーバ・ドメインは自分で用意する必要があります。そのサーバへ、WordPressのインストール・設定といった作業に加え、デザインテンプレート(テーマ)をカスタマイズして、サイト構築をする必要があります。

管理画面上から作業できますが、多機能であるがゆえに、理解が難しいところも。

いちばん有名なCMSなので、調べれば情報はたくさん出てきます。学びつつ作成したいという、意欲がある方ならオススメできます。

オススメできる方

  • Web制作について学びたい
  • サイト構築について、少し知識がある
  • 手間は省きつつ、自由に作成したい

注意点

  • サーバ・ドメインも、自分で用意する必要がある
  • WordPress使えないサーバもある
  • 初期構築やカスタマイズに、知識が必要になる
  • サポートはないので、自分で管理・対応する必要がある
  • デザインテンプレート(テーマ)は、有料のものもある

3. ホームページ作成サービスを活用して作る

ノーコードのホームページ作成サービス

最後は、ホームページ作成サービスを活用して作る方法です。

ホームページ作成サービスの特徴は、最小限の手間でホームページが作れること。

手間がかからない理由は、大きく下記の2つです。

  • サーバ・ドメインもサービスに含まれているので準備が不要
  • 作成にあたって、専門知識が一切不要

サーバ・ドメインも準備が不要

ホームページ作成サービスでは、サービスにサーバ・ドメインが含まれているため、準備は必要ありません。

初心者の方にとって、サーバやドメインについての知識は、イメージが掴みにくく難しいところがあります。なので、ホームページ作成サービスは、初心者の方にはメリットが大きいですね。

専門知識が一切不要

ホームページ作成サービスには、専門知識も一切必要ありません。

用意されたデザインのテンプレートパーツを使用してホームページを作成します。専用の管理画面から、ドラック & ドロップなどで感覚的に制作ができます。

制限はある

ただ他にの2つの方法に比べ、ホームページ制作にあたっての自由度は劣ります。

サービス内に用意されたテンプレートを使い、ホームページを作成します。そのため細かく、自由にカスタマイズができない箇所でてきます。

またホームページを活用して集客をしたい場合も、こういったサービスは不向きと言われています。(そもそも集客をしたい場合は、Web制作会社などのプロに依頼することをオススメします。)

おすすめできる方

  • 専門知識がない初心者の方
  • とにかくホームページがほしい方
  • 手間をかけず、クオリティの高いサイトを作りたい方
  • お金はかけたくない方

注意点

  • 他に比べ、自由度は劣る
  • 集客をしたいなど、本格的なサイト運用に不向き
  • サービス自体が停止すると、サイトが使えなくなる可能性がある

まとめ

ホームページを自分で作る方法3つをご紹介しました。

(表は横スクロールで閲覧できます。)

ホームページを自分で作る方法の比較表

それぞれメリット・デメリットがありますが、「何を優先するか」で選ぶべき方法が変わります。

「時間がかかっても大丈夫!自分で学びながら作りたい!」
という方は、1. 専門知識を用いて、イチから作る

「なるべく手間は減らしつつ、自由にホームページを作りたい!」
という方は、2. ソフト(CMS)を利用して作る

「手間もお金もかけずに、ホームページがほしい!」
という方は、3. ホームページ作成サービスを活用して作る

ホームページは長く活用することが多いと思います。のちのち後悔しないように、あなたにぴったりのホームページ作成を選んでください!

いしりん

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