この記事で解決できるお悩み
- ホームページを自分で作るか迷っている…。
- できればホームページを自分で用意したいけど、デメリットって?
- 自作するのはやっぱり大変?私でも作れるのか不安…。
- やっぱりホームページはWeb制作会社に依頼すべき?
私はWebデザイナーを経て、今はWeb制作会社でディレクター兼プランナーとして、お客様のホームページ制作のお手伝いをしています。Web業界歴10年の私が、わかりやすく解説します。
この記事では、ホームページを自分で作るメリット・デメリットをご紹介します。
後半にお伝えするデメリットが「問題ない!なんとかなる!」という方には、ホームページを自分で作ることをオススメできます。
結論、ホームページをメリット・デメリットは下記の通り。
ホームページ自作「メリット」
- 初期費用を抑えることができる
- 運用費も安くなる
- すぐに自分で更新ができる
- 制作途中での変更や、方向転換も可能
ホームページ自作「デメリット」
- 手間と時間はかかる
- エラーがあっても自分で対処する必要がある
- 集客対策には不向き
- オリジナリティは出しにくい
それぞれ詳しく解説していきます。
Contents
ホームページを自分で作るメリット・デメリット
ホームページを自分で作るメリット
まずはホームページを自作するときのメリット4つです。
- 初期費用を抑えることができる
- 運用費も安くなる
- すぐに自分で更新ができる
- 制作途中での変更や、方向転換も可能
詳しくみていきましょう。
初期費用を抑えることができる
自分でホームページを作る最大のメリットは、やはり「費用面」。Web制作会社に依頼するのと比べ、費用は大きく抑えることができます。
小規模なコーポレートサイト(トップページ + 下層5ページ + お問い合わせフォーム)の制作費用で、比較してみましょう。
初期費用(制作費用) | 運用費用 | |
Web制作会社 | 20〜80万 | 5,000円〜50,000円 |
自分で制作 | 無料〜5万 | 無料〜数千円 |
あくまで目安ですが、かなり費用が変わりますね。ホームページを自作すると、費用を抑えてホームページを用意できます。
運用費用も安くなる
先ほどの表にもあった通り、ホームページを維持するための運用のためお金も安くすみます。
Web制作会社に依頼すると最低限、「サーバ・ドメインの利用料」がかかります。また、管理・更新もしてもらう場合は、「更新費用」もプラスになります。
一方で、ホームページを自作できるサービス・ツールなどを利用すると、運用費用が無料なプランも。有料プランでも、数千円程度の費用感です。
すぐに自分で更新ができる
思い立ったときや緊急時など、すぐにホームページの更新ができます。
作業内容にもよりますが、Web制作会社に依頼すると、1〜3営業日ほどかかることが多いです。緊急の対応でも、すぐに更新・修正ができないのは困りますよね。
自分で作ったホームページだと費用もかからず、すぐに更新ができます。
制作途中での変更や、方向転換も可能
自分で作る場合は、ホームページを作る途中段階で、レイアウトやデザインの方向転換ができます。
Web制作会社では「ウォーターフォール型」という開発手法を採用している会社がほとんどです。Web制作会社だと、前の工程にもどってやり直しや、急に方向転換は基本的にできません。公開直前で「やっぱりデザイン変えたい!」とかは無理ですよ、ってことです。
ウォーターフォール型とは
ウォーターフォール型開発は、システムやソフトの開発手法の一種です。
ウォーターフォールという名前の通り、「滝(Waterfall)」が落ちるように開発を進めることが特徴。制作の各工程(要件定義、設計、デザイン、コーディングなど)を確定してから進めます。
なので、途中で前段階の工程にもどって、やり直しは基本的にできません。どうしてもやり直したい場合は、追加費用がかかります。
自分で作る場合は、途中での方向転換も可能です。そこの制約がないのも、大きなメリットです。
ホームページを自分で作るデメリット
次にホームページを自作するときのデメリットです。
- 手間と時間はかかる
- エラーがあっても自分で対処する必要がある
- 集客対策には不向き
- オリジナリティは出しにくい
詳しくみていきます。
手間と時間はかかる
自分の手を動かす必要があるので、手間がかかります。
デザインを作って、ホームページの専門知識(HTML / CSSなど)を用いて構築しようと思うと、1ヶ月以上はかかります。初心者の方が、勉強から始めるとなると、もっとかかります。
ちなみに、ホームページ自作サービスを活用すると、数日〜数週間ほどで作成できます。こちらは専門知識が必要ないので簡単。
エラーがあっても自分で対処する必要がある
自分で作成・管理しているホームページだと、「ホームページが表示されない!」「表示が崩れてる!」のようなエラーが発生したときも、自分で対処する必要があります。
エラーが発生したときに、初心者の方だと解決するまでに、かなり時間がかかることも。
こういうときに、相談できる人がいること心強いですね。そういった点では、Web制作会社にお願いできる環境というのはメリット。
集客対策には不向き
「本格的にホームページで集客をしたい」という方は、Web制作会社への依頼がオススメ。
集客対策ができるWeb制作会社だと、「現状分析から具体的な対策、ホームページの裏側の作り方、運用」まで、集客に最適化してくれます。やっぱりプロに依頼するほうが、成果がでる可能性が高いです。
オリジナリティは出しにくい
ホームページ自作サービスを使う場合、オリジナリティがあるサイトを作るのは難しいかもしません。
ホームページ自作サービスでは、用意されているデザインのテンプレートを使って作ります。もちろん、トレンド感のあるデザインのテンプレートがあります。ただ、他と全くかぶらないホームページを作ることは難しいでしょう。
ただ個人的には、Web制作会社で作ってもらっても、他と似たようなデザインになる可能性はあると思っています。Webデザイナーも、他社サイトを参考にしてデザインしますので、やはり多少は似たサイトがあるかと。。
また、専門知識を用いて自作する場合は、素人感のあるサイトになる可能性もありますね。(過去にデザインを勉強していた場合は例外)
「デザイン性にこだわりたい」「ブランディングサイトを作りたい」場合は、Web制作会社への依頼をオススメします。
デメリットを許容できるならホームページ自作はオススメ
後半にお伝えしたデメリットが「問題ない!なんとかなる!」という方には、ホームページを自分で作ることをオススメできます。
ただ、「集客がしたい」「デザインにはこだわりたい」という方は、一度Web制作会社へ相談してみた方がいいかもしれません。
ホームページは長く活用することが多いですよね。のちのち後悔しないように、あなたにぴったりのホームページ作成を選んでください!
このサイトでは、ホームページを自分で作る方法や、基礎知識についてご紹介しています。今のあなたに役立つ情報が必ずありますので、ぜひ他の記事もご覧ください!